ISO22000認証取得について
山野井では食品安全における国際規格である『ISO22000 食品安全マネジメントシステム』を2014年7月に認証取得いたしました。
ISO22000は、お客様に安全な食品を提供することを目的としたシステムであり、当社の経営理念のひとつ『お客様に、お客様の期待に応え得る最高の製品、サービスを提供する』を実現するために必要不可欠なものです。
ISO22000では、安全な商品を製造してお客様へお届けするため、原料から生産工程、発送に至るまでの各工程を管理する仕組みを構築します。そのため、山野井の商品も原料の仕入れから製造部における生産工程、セットアップ部での検品、発送工程などの各工程を管理してお客様のお手元に届きます。
この取り組みは品質管理部が行うもの、というイメージもあるかもしれませんが、決してそうではなく、全社の取り組みとして行っています。全社員が食品安全に対する自覚を持ち、各部門で食品安全目標を掲げてその実現に向けて取り組んでいます。
また、現状に満足せず毎年目標設定や内部監査を行うことで、山野井は安全な食品をお客様へ届ける、という社会的責任をより高いレベルで実現していきます。
【審査登録範囲】
食肉製品(焼豚、ローストビーフ、ハム、ベーコン、ソーセージ、タレ漬け肉)、乾燥食肉製品の製造、引き渡しおよび販売(通信販売含む)
登録改定日:2023年6月1日
出来上がりから出荷まで
山野井では、商品の出来上がりから出荷まで様々な方法で検査、検品を重ねすべてにクリアしたものだけがお客様のお手元に届くよう厳しく品質の管理を行っていますが、そのなかの一部をご紹介します。
出来上がった炭焼き焼豚などの商品は、『金属探知機・X線異物検出機』で異物の検査を行っています。これは金属異物や硬質異物が商品に入っていないことの確認を行う工程です。また、異物の検査においては目視チェックも重要なポイントとなりますので、商品が出荷されるまでの各工程で都度目視チェックを行っています。
また、品質管理部では出来上がった商品のロットごとに微生物検査と検査試食を行っています。微生物の異常が無いことはもちろんですが、味・食感などにも異常が無いことを検査して自社の基準をクリアしたものが出荷OKとなります。
安全な商品をお客様へお届けするためにこのような工程を日々行っています。